熱したサウナストーンへロウリュ、広がる蒸気。
熱されたからだを冷まし、その先に感じる開放感、風。
サウナはまさに、自然そのもの。
もしそのサウナに、溢れんばかりの植物があったら?
「ウィスキング」は、サウナで感じる自然体験のその先、
あなたを森の奥深くへと導いていきます。
ウィスキングとは、シラカバなどの枝葉を束ねた「ウィスク」を用いて行うリラクゼーショントリートメントです。
ウィスキングが盛んに行われている国は、フィンランド・バルト三国(リトアニア・ラトヴィア・エストニア)・ロシア。その中でも「ウィスキングマイスター」と呼ばれる専門の施術者がウィスキングを行なっている国は、リトアニア・ラトヴィア・ロシア。フィンランド・エストニアでは自分で行うセルフウィスキングが主流とされています。
ウィスキングマイスターは、サウナ室内に広がる蒸気をウィスクに絡め、からだを叩いたり、温めたり、撫でたり。その動作を繰り返すことによって、血行促進や心身のリラックスにつながります。また、植物の葉に含まれる成分によって肌をととのえる効果も期待できます。
SaunaLabでは、ウィスキングプログラムを「SaunaRetreat(サウナリトリート)」と称し、ウィスキングを行なっています。サウナリトリートとは「サウナ」と「リトリート」を掛け合わせた言葉です。SaunaLabという空間のすべてを含め、心身ともにリラックスしていただける時間をお届けします。
Retreat(リトリート)とは、「本来の自分に戻れる時間」のこと。仕事や生活から離れた非日常的な場所で自分と向き合い、リラックスして過ごすことが大切です。ウィスキングマイスターはサウナとウィスキングを通して、あなたと自然との繋がりを紡ぎ、心とからだを癒します。
森に風が吹き、植物が揺れ踊る音。視界いっぱいに広がる緑、かおり豊かな植物が肌に触れる感触。やわらかな蒸気に包まれ、熱を帯びたからだ。渇いた喉を潤す。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。ウィスキングは人間の五感すべてを刺激します。刺激された五感はどんどん研ぎ澄まされていくでしょう。その中で、人間本来の「自然な状態」を取り戻していきます。
ウィスク(Whisk)とは、植物の枝葉をほうき状に束ねてサウナ室で使用するものです。フィンランド語ではヴィヒタ(Vihta)と呼ばれています。ウィスクに使用する植物には、人間のからだの自然治癒力を高める期待がある成分がたっぷり含まれています。SaunaLabではプログラムに合わせ、ウィスクを一本ずつ丁寧に束ねています。
WORK×SAUNA×LIFE
サウナの本場フィンランドでは、サウナは生活の一部であり、人生と切り離すことのできない心の拠り所。
忙しい現代社会を生きる私たちにとって、心の声に耳を傾け、新しい生き方を創造するのに不可欠なもの。
サウナラボ、それは人をつなぎ、世界をつなぎ、サウナがある「より良き生活」を実現する実験研究の場。